一般的に、蛇籠壁はコンクリート基礎のような従来の深い基礎を必要としませんが、安定性を確保し、沈下やずれを防ぐために、適切に準備されたベースまたはフーチングが必要です。主なポイントは次のとおりです。

1. ベースの準備: 蛇籠壁を設置する地面は、平らにして締め固める必要があります。安定した、排水性の良いベースとして、締め固められた砂利や砕石の層が敷かれることもあります。

2. 排水: 壁の後ろに水の蓄積を防ぐために、ベースでの適切な排水が不可欠です。水の蓄積は圧力と不安定さを引き起こす可能性があります。

3. 壁のサイズと高さ: 低〜中程度の高さの蛇籠壁（通常1.5〜2メートル以下）の場合、適切に準備された締め固められたベースで十分なことが多いです。より高く、荷重のかかる蛇籠壁には、追加の構造サポートまたは設計された基礎が必要になる場合があります。

4. 土壌の状態: 柔らかく、緩く、または非常に不安定な土壌では、沈下を防ぐために、より大規模な基礎対策が必要になる場合があります。